遺言書とは!?
遺言書とは!?
チャンネル登録数70万人人気JCユーチューバー(イメージ)
「遺言書?まだ元気だよ!縁起でもない」
遺言書セミナーをすると必ずといっていいほど
多くのお客様が仰います。
遺言書は15歳から書くことができるのです。
民法 (遺言能力) 961条 15歳に達した者は、遺言をすることができる。 |
遺言書とは主に
自分の死後に財産をどのように処分するのかを指定する書面
です。
最近はユーチューバーなど若くして財を成す方も多いですね。
「お金を持っている高齢者がかくもの」
というイメージがありますが、
遺言書を作成したほうが良い人は
決して高齢者ではありません。
年々増加する相続トラブル
年々増加する相続トラブル
相続時のトラブルは年々増加傾向にあります。
原因として
・高齢化に伴う相続の発生件数の増加 ・核家族化が進み、家族のコミュニケーションが希薄になっていること |
が挙げられます。
相続トラブルのは件数は実に年間17万件にも上っております。
なお、この17万件という数字は裁判所への相談件数をさすものです。
制度を知らない方などを含めると
潜在的な相続トラブル案件はもっと多いと考えられます。
相続トラブルの金額とは!?
相続トラブルの金額とは!?
相続財産で争っている金額の割合は
5000万円以下が約77パーセントを占めております。
ドラマや映画のような
何億円という資産家での限られた問題ではありません。
ちなみに
財産が1億以上での相続トラブルは7パーセント
1億円以下のトラブルは11パーセント
となっており、
現実は、財産の少ない家庭の方が相続トラブルに巻き込まれる
危険性が高いといえます。
「遺言書=縁起が悪い」のはなぜか
「遺言書=縁起が悪い」のはなぜか
遺言書が「縁起でもないもの」にうつる最大の理由は
遺言書を「遺書」と勘違いされている方が多いからです。
「遺書」
内容 | 亡くなる前に自分の気持ちなどを 家族や友人に書き記したもの |
法的効力 | 無 |
「遺書」のわかりやすい例は自殺する方の書く手紙など です。
「遺言書」
内容 | 亡くなった後の法律関係について定めておくためのもの |
法的効力 | 有 |
遺言書は
「財産を誰にどれだけ与えるか」を決めておくことができます。
遺言書の作成する意味と注意点
遺言書の作成する意味と注意点
本人が亡くなった後、
残された家族で財産分けについて揉めることを防ぐために
遺言書作成は必要不可欠です。
遺言書は「方式」があり
その「方式」から外れたものはせっかく作成しても
無効になります。
「遺言書の種類について」はこちら⬅
遺言書の役割とは
遺言書の役割とは
遺言書の重要な役割
その1 | ・財産の処分方法を自分の意思で決定し 実現するため |
---|---|
その2 | ・相続トラブル防止のため |
その3 | ・面倒な相続手続きを避けるため |
上にあげた役割は
財産処分(遺産分割)についてですが
それ以外の項目も指定できます。
と思われる方も多いですが
遺言書ではそれ以外の項目も遺言書で指定ができます。
「遺言書で決められること」はこちら⬅
生前にしっかりとした遺言書を作成することで
「家族への責任」を果たすことになり、
その後の人生をより楽しく生きる事ができる
のではないでしょうか。