相続財産で争っている金額の割合は
5000万円以下が約77パーセント
を占めております。

以下は令和元年中に発生した相続トラブルにおける財産の種類と割合です。

遺産分割の争いとなった遺産金額ランキング

 

	遺産総額	件数	割合
1位	5,000万円以下	3,097	42.87％
2位	1,000万円以下	2,448	33.88％
3位	1億円以下	780	10.80％
4位	5億円以下	490	6.78％
5位	5億円超	42	0.58％
	算定不能・不詳	367	5.08％
	総数	7,224

裁判所ホームページ：司法統計年報家事事件編（令和元年度）より

遺産総額が5,000万円以下

であるものが全体の4分の3以上となっております。

「財産がないから揉めない」のではなく
「財産がないほど揉める」のが相続（争族）なのです。

 

また相続財産の金額についてはこのようになっております。

遺産分割の争いとなった遺産ランキング

 

	目的物	相続人の数 （人）	価額 （百万円）	相続財産に 占める割合
1位	土地	102,230	5,760,979	34.38％
2位	現金・預貯金等	114,901	5,643,362	33.68％
3位	有価証券	78,640	2,546,034	15.19％
4位	その他の財産	99,677	1,819,771	10.86％
5位	家屋・構築物	97,232	879,267	5.24％
6位	事業用財産	12,276	77,695	0.46％
7位	家庭用財産	64,949	25,306	0.15％
	合計	115,208	115,208

国税庁ホームページ：令和元年度統計年報「2_直接税_相続税」より

不動産は

１財産価値が大きい ２分割がしにくい

 

 

という理由で相続トラブルの大きな原因になっております。

 

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