会社設立日とは~決め方のポイント~


法 律 漫 画 「会社設立は占いで!?」 の 巻









会社設立日とは

会社設立日とは

会社設立日とは
「設立登記の申請を法務局にした日」をいいます。
登記が「完了した日」ではなく「申請した日」になります。

ちなみに「創立日」や「創業日」と
似ておりますが意味合い的には全く異なるものです。

設立日・・・本店所在地を管轄する法務局に
      会社の設立登記を申請した日。

 


創業日・・・事業を始めることを「創業」といいます。        法人登記した日とは限りません。




創立日・・・組織や機関を設立する事。
      学校や団体にも使われます。



 

設立日がいつになるのかは会社法で定められている一方
「創業日」や「創立日」は法律的な決まりはありません。

一方で会社の設立登記の申請は、会社の出生届のようなものであり
「法的な会社の誕生日」といえます。


会社設立日の決め方

会社設立日の決め方

会社設立日は基本的に自由に設定できますが

「法務局がお休みの日」すなわち年末年始
(1/29~1/3)と土日祝日には設立することはできません。

しかし一方で会社のスタートの日(会社設立日)を
「縁起の良い日」にしたい方も多くいらっしゃいます。

一般的には「大安の日」を選ぶケースが多いですが

ほかにも「縁起の良い日」とされる日は以下の通りです。

会社設立日として一般的に好まれる日
・「寅の日」  (金運が良いとされている)
・「一粒万倍日」(いちりゅうまんばいび)
        (仕事始めに良い日とされている)
・「8の日」  (末広がり)
・「語呂」   (2/9 福の日)や(10/2 永遠の日)

など

またご自身の誕生日記念日に合わせて設立される
方もいらっしゃいます。


申請方法によって変わる設立日

申請方法によって変わる設立日

会社の設立登記の申請方法は3つありますが
申請方法によって「登記申請日(設立日)」が変わります。


登記申請方法 会社設立日
窓口申請
(法務局に足を運ぶ方法)
法務局の窓口で
申請書をだした日
郵送申請
(郵便で申請書を送る方法)
法務局に申請書が届いた日
電子申請 法務局がデータを受理した日


 


郵送申請の場合の注意点

郵送申請の場合の注意点


休日や夜間に投函しても
法務局の職員が書類を受け取った日が設立日になります。

したがって設立日希望の当日に郵便物を発送しても
早くて次の日の設立になります。

郵便の混雑や遅延で申請書の到着が遅れると
希望の日に設立できない可能性があります。


ネット申請で土日祝の設立は可能か?

ネット申請で土日祝の設立は可能か?

 

「ネット申請なら土日の申請も出来るんじゃないの?」

 

 

「ネット申請できるのは平日の朝8時30分から21時までです。また17時15分以後(法務局営業終了後)の申請については翌営業日のデータ受理(設立日)になります。

よって土日祝日の設立はできません


余裕をもった申請を

余裕をもった申請を

なお、窓口申請でも
営業終了時間ギリギリに法務局に行った場合、
受理されるのが翌日になる可能性があるので
余裕をもった申請をおススメします。

 


具体的な登記完了日を確認したい場合には

具体的な登記完了日を確認したい場合には


登記完了までにかかる時間は1週間から10日くらいです。
なお登記が完了しても
法務局からその旨の連絡はありませんので注意が必要です。

具体的な登記完了日を確認したい場合

・法務局のサイトから調べる方法
・直接法務局に聞く方法

がありますがより確実なのは管轄の法務局に電話で確認することでしょう。

 

設立日 DE 節税対策!?

設立日 DE 節税対策!?

ちなみに会社「設立日」は設定する日によって節税効果があります。

縁起の良い日と合わせて
節税対策も意識してして決めるのが良いでしょう。

「設立日と節税対策」についてはまたの機会でお話します。

 

 

 

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